1885年、Garibaldo Gherardini(ガリバルド・ゲラルディーニ)によりケースの製造工房としてフィレンツェに創業されるGHERARDINI 、年月の経過とともにバッグを中心に小物などを製作する皮革製品製造業へと転向していきます。フィレンツェの中心街、Via della Vigna Nuova(ヴィーニャ・ヌォーヴァ通り)に位置する最初のショップは1915年にオープン、当時のトスカーナの貴族層からハリウッドのスターまで、世界の上流階級の出会いの場となります。代々受け継がれるGHERARDINIのクラフトマンシップの伝統は、大きな誇りの源であり続け、ラグジュアリーブランドにおけるポジショニングへの戦略的価値を築き上げました。
フィレンツェクラフトマンシップの熟練技と独創性を表現するメイドインイタリーの著名な代表者としての活動の長い歴史を維持します。そのスタイルと製作作業に独自の痕跡を与え、1990年までブランドを運営したGherardini家は、顧客の新たな求めに応えるために研究を続け、製品製作により適合する素材と技術を見いだし、創造し、常に進化させることを知っていました。伝統、クラフトマンシップとメイドインイタリースタイル、試みと創造性への愛情は今日もGHERARDINIの顕著な特徴となります。 GHERARDINIのアイコン、デザインへの刻印となる“G”マークが、バッグや傘、レインコートを飾る唯一のエレメント。認識と責任という面での自身の価値を肯定することに加え、GHERARDINIはその活動範囲を拡張、自らの知名度と視認性を高めることを目指します。
ブランドの人気を確固なものとした“Softy”は、1974~75年にかけ、プラートのテキスタイル企業、Gommatex S.p.Aに、GHERARDINIよりブランドの要望にこたえることのできる表現手段の素材開発として依頼されました。Gommatexは黄ばみに対しての耐性をみせ軽量化される“GHE Cotone”と名付けられる綿素材を開発。1980年代中頃、“GHE Cotone”は、より柔らかさと軽さを与えることとなるナイロン100%の素材へと代替されます。1990年代には、ナイロンはポリエステルへと代わり、2005年11月、新世代への製品へと展開されることとなる、光や摩擦に対し著しく耐性を増した“GHE SOFTY HHR”が生まれます。 ポリエステルにポリウレタンコーティング、軽くて丈夫な素材は、折り畳みなども自在にできる扱いやすさから、幅広い年齢層の女性から支持されます。
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